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Awards Ceremony 開催レポート 1

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赤坂ギャラリーにて12月5日(日)、オートデスク株式会社(以下、オートデスク)が主催した『Autodesk Visualization Contest2010 Powered by TBS DigiCon6』の表彰式が開催されました。

オートデスクといえば、「AutoCAD」や「3ds Max」など、設計やデザイン分野においてクリエイターの創作に欠かせない優れたCG制作ソフトウエアを提供し続けている、業界のトップランナーです。このコンテストでは「建築業、製造業、プロダクトデザイン、印刷・広告業におけるCGビジュアライゼーション」をテーマに、プロ・アマチュア問わず、日本国内すべてのクリエイターを対象に作品を募集しています。今回は応募総数160作品の中から受賞作が選ばれました。

審査を行なったのは、豊かな街づくりを目指した建設デザインを多数手掛け、赤坂サカスのデザインも手掛けた久米設計の林年男氏。建築家であり早稲田大学創造理工学部教授としても活躍されている、スタジオ・ナスカ代表取締役の古谷誠章氏。そして、世界的に有名なカーデザイナーであり「新しい時代のミニマルなものや暮らし」をデザイン提案するSWdesign TOKYO代表の和田智氏。以上、日本が誇るトップクリエイターの皆様です。

表彰式の冒頭で、審査員の皆様からどのような期待を持って審査をされたか、審査で重視したポイントなどについてコメントがありました。

審査員コメント


林氏

林氏

今回、審査員の話を初めていただいた時は耳を疑いました。私は手描き世代ですから、デジタルの審査が務まるのかと不安な思いを伝えましたが、ものを作る感性は基本的に同じというところに最終的には帰結しました。一枚の画像から伝わる空気感を大切に見ていきたいという気持ちで審査に参加させていただきました。

古谷氏

古谷氏

最初のアイデアはデザイナーの頭の中にしか存在しないので、人に伝わるものに置き換えなければなりません。その方法は手描きやモデリングなど色々ありますが、現在はデジタルなビジュアライゼーションがとても重要になってきています。CGでないと作れない、CGでしか表現できないものを選びたいと考えて審査しました。

和田氏

和田氏

私は25年くらいCGを扱っています。現在のツールは素晴らしいソリューションが可能なだけに、多くのデザイナーが道具に頼ってしまうのではないかと感じることがあります。技巧に走り過ぎず、どのように心を表現できるかを考えて審査しました。1枚の絵で表現するという難題に皆さんが挑戦して下さって、私自身多くを学びました。

取材・執筆:蓬莱 早苗(ほうらい さなえ)

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