カラーモンキーデザインモニターレポート2
【2】作品に対するアプローチを考える
基本的な操作を試すことでカラーモンキーデザインについて少しずつ使いこなせるようになりました。
今回制作する作品は画像であるので、カラーモンキーを使用する事で可能になる、画像作品に対するもっとも面白いアプローチの方法を模索します。
僕が作品制作に応用できると考えたカラーモンキーの特徴は、
・現実世界の物を、テクスチャを無視して色に変換できる点(1)
・どんな画像も瞬時に12色の色に分解される点(2)
・「ことば」で色を検索できる点(3)
の3つです。この3つの点について詳しく考えてみます。
(1)物質の表面が平であれば、どんな物でもその表面のテクスチャを無視して色を取得できるので、
「鞄の中の持ち物の色パレット」や「今日の服の色パレット」などといった自分独自の色の組み合わせのパレットを作る事が可能です。普段モニター上では使用する事の無い色を使用するきっかけになるかもしれません。

(2)自分のとった写真から直接色を取得でき、特にMac OS 上ではiPhotoと自動で同期してくれて、
撮った写真をiPhotoに取り込めばすぐにその写真の構成色を見る事ができました。また、画像検索と組み合わせる事で、一般的に色を持たない言葉に仮の色をもたせることができます。
例えば、「かっこいい」「かわいい」「すぐに」「時計」「歩く」などのことばで画像検索し、出て来た画像をアプリケーションに取り込んで構成色を分析し、多い色を仮の色として持たせてみると面白いかもしれません。

(3)あらかじめ色々な物質の色を測定した時に、その物質の名前をそのまま登録しておく事で、
後に違ったアプローチでその色を選択する事が可能になります。
例えば、「食器」「果物」「飲み物」などといった名前を付けておけば、漠然と「飲み物っぽい色が欲しい」と思った時に「飲み物」色の中から検索できます。

次回は、この中でも一番面白そうだと感じた(2)の方法でアプローチしながら
具体的に作品を制作してみようと思います。


