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CITIZEN REAL SCALE.jpとTBS DigiCon6.comとのコラボレーション企画「赤坂サカス時報コンテスト」のために、
TBS DigiCon6.com登録クリエイターである高橋氏が、告知用のWEBページとポスターおよびイベント告知ムービー制作のみならず、White Sacas ’09-’10オフィシャルクロックムービーを手掛けた。
『BS-TBSジングル』のデザインアシスタントなど、これまでもTBS DigiCon6.com登録クリエイターとして、TBSグループからの発注案件を経験している高橋宏昇氏。
今回は、赤坂サカス時報コンテスト関連でのWEBページ、ポスター、告知用ムービー制作と、White Sacasオフィシャルクロックムービー制作を手掛けた。約1ヶ月という短い制作期間の中、それぞれ見事な出来栄えの作品に仕上げた高橋氏に話を聞いた。
大阪芸術大学に通いながら、これまでにも色々な仕事をされている高橋氏。依頼を受けるようになった最初のきっかけは何だったのか。
僕の尊敬する人物がTBSでデザイナーをしていると知り、その人のような仕事をしたくて美大に入学しました。その後、紹介もあり、また、テレビで利用されるCGに興味があることもあり、 TBS DigiCon6.comに登録し、アシスタントとして声をかけていただくようになりました。
今回の赤坂サカス時報コンテスト関連の仕事は、アシスタントではなくメインとして任せていただいたもので、僕にとっては非常に大きな仕事でした。初めの頃はなかなか良いデザインが思い浮かばず、落ち込むこともありました。
高橋氏の考える良いデザインとは、どのようなものか。また、良い作品を作るために苦労した点はどこか。
無難だが目を引く力を持たない作品をゼロ、目を引くけれど一般の人々が理解できないほどのアートを100だとすると、良いデザインはその中間だと思います。目に留まるけれどヘンテコすぎなくて、 ヘンテコだけど着地点があるようなデザインが好きです。
ところが、今回の制作に取り掛かった初めの頃には、重大な仕事に対する責任感が裏目に出て、失敗を恐れるあまりゼロに近いものを作ってしまっていたんです。そんなとき、TBSの方から“学生の高橋君なりに、 好きなように作ってほしい。もっと良いものを作れるはず”と言われました。その一言がきっかけになり、デザインを楽しむ気持ちを取り戻すことができました。
時報コンテスト告知関連デザインとWhite Sacasオフィシャルクロックムービーは、それぞれどのように生まれたのだろうか。
時報コンテスト告知関連のデザインは時計モチーフが必須でした。 “どうすれば時計に見えるだろう”と考えて、1から12までの数字が必要か、それとも短針と長針だけで足りるのかなど検討しました。
鳩時計をイメージした鳥は、TBSの方から“ワンポイントが欲しい”と助言をいただき追加したものです。冬らしく白や青系の色を入れてほしいという要望があり、そこから自分なりに色を増やしました。
告知関連の作品は、初めに手描きソフトのArtRageで大まかなラフを作りました。その後、Photoshopで全体の色やバランスや空間などイメージが掴めるものを作り、Illustratorで清書しました。
告知用ムービーは、デザインが固まってから作りました。
サンタがモチーフのWhite Sacasオフィシャルクロックムービーは、第1回DigiCon6 Awards(注:当時はThe DigiCon)のグランプリ受賞者である笠島さんをディレクターとして、僕ともう1人の学生さんとの3人で制作したものです。 27秒間の映像で“12:00”と時刻が入っていれば内容は自由というオーダーで、時期的にクリスマスを意識しました。時報コンテストのグランプリを狙うようなつもりで制作にあたりました。 完成品がご好評をいただき、White Sacasのオフィシャルクロックムービーに無事採用されることになったんです。
制作は3人で作業分担をして、僕はサブデザイナーとしてグラフィックを担当しました。まずキャラクター設定、世界観イメージ、画コンテを用意して、それをもとに作りました。
実質的な作業時間でいうと、White Sacasオフィシャルクロックムービーは約2週間、時報コンテスト告知関連のデザインとムービーは全部合わせて1ヶ月ほどです。すべて同時進行で制作しました。
今回の制作を終えて得たものや、今後目指したい方向性について聞いた。
今回制作した告知ポスターは学校にも貼られていました。壁一面に貼られた多くのポスターの中で、僕のポスターの前で立ち止まって眺める一人の女子学生の姿を見つけて、それがすごくうれしかったです。
デザインの勉強や仕事を通して、良いものを見るということがデザイナーにとって、いかに大切かを学びました。僕はもともと、テーマパークや水族館など、独自の世界観を持ったデザインを見るのが好きですので、 こういう世界に入ってよかったと思っています。
卒業後はデザイナーとして企業で働く予定です。自分の世界観を表現し、自分にできることを発信し続けていきたいと思います。
(了)
現在、美大の学生でありながら、多くの実績を持つ高橋氏。しっかりとした口調が印象的でした。1ヶ月という限られた期間の中で、WEBページとポスターをデザインし、2本のムービーを作り上げるという仕事を、学業と並行してこなした彼が、企業という新たなステージでも成功されますよう、お祈り申し上げます。






