TBS 金曜ドラマ「オルトロスの犬」のイメージキャラクターに
TBS DigiCon6.com登録クリエイターのデザインが採用され、
キャラクター化、商品化がされた。

金ドラといえば1972年より毎週金曜日に放送されているドラマ枠の定番中の定番である。
今回、この金ドラ枠で放送されている「オルトロスの犬」のイメージキャラクターを募集したいとの依頼が制作側からあり、登録しているクリエイターへの声がけを行わせていただいた。
その結果、短期間でのデザイン案提出となったが、非常に魅力的かつ、アイディア力、デザイン力に光る作品が集まり、その中の1作品が採用されることになった。

『学生時代はWebデザインの勉強をしていたという4月入社の新鋭デザイナー岡本氏。入社して間もない彼女。デザインコンペに参加するにあたり緊張したのではないだろうか。』

「上司から、こういう内容の募集がきたんだけどやってみないか?といわれ参加しました。
やってみてよかったのかな?これで大丈夫だったのかな?という思いが一番ありました。
とにかく緊張しました。どういう風にしたら募集された内容にあっているのかな?という不安がありました。」

『オルトロスの犬というタイトルと頭が二つある犬という情報からどのようなイメージを持ってキャラクターを制作されたのどろうか。』

「採用されたデザインの前に別のものを作っていました。最初のデザインは、ひょろっとしたデザインで犬らしくなかったこともあり、もっと犬らしくしてみようというのが採用されたデザインです。
お互いが話をしたりしたら面白いかなと思いました。この二匹は強気なお兄さんと弱気な弟という設定にしました。 ベースが犬ということもあり、女の子ではなく男の子だなって思いました。そうなるとやはり兄弟かなと思いデザインしました。 あとは、イメージにあるように地獄の炎をまといつつも、コミカルにしました。

最終的に提出する前に赤と青というイメージカラーを聞いたこともあり、制作面でやはり気にしたのは配色でした。番組のイメージに合う色合いというものも考慮してキャラクターに反映しました。

デザインでこだわったポイントは目じりの赤い部分です。実は、角度が違うんです。2匹の表情に違いを持たせていまして、1匹はツリ目、もう1匹はたれ目なんです。最初のラフでは、もう少し怖い顔だったのですが、最終的には柔らかい表情に変えていきました。」

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『デザインしたキャラクターはその後、赤坂駅前のサカスフロントに人形として展示されたのだが、何もかもが初めての経験で驚かれたのではないだろうか。』

「赤坂の駅に人形が展示されたということで早速行ってみたんです。そうしたら、駅を出た目の前に展示されていたのですごくびっくりしました。感動し、いっぱい写真をとっちゃいました。
制作してくださった美術さんにはすごく感謝しています。紙に書いた二次元のものが三次元の立体化されたものになるなんて経験は初めてでしたので、本当に感動しました。言葉で言い表せないくらいでした。かわいくてもって帰りたい!ほしい!!と思いました。

私が人形を見ているとほかのお客さんが「この子かわいい」といって写真をとったりする姿を目の前でみると、すごくうれしかったです。本当にやったかいがあったなと思いました。

あと、うれしかったのが、お伝えしていなかったにもかかわらず、オル君(ツリ目)がお兄さん、ロス君(たれ目)が弟という設定が生かされていたので、デザインからそれが伝えられてよかったな、と思いました。「オルとロス」という名前もかわいらしくて、また覚えやすくてすごく気に入っています。覚えやすい名前が一番ですね。

商品化されるということも聞いていたので、デザインが選ばれてからはかなりまめにサイトを確認していました。商品(キーホルダーや、携帯待ち受け、Flashなど)がサイトに載ったときは本当にびっくりしました。日本中の人に見てもらえると思うとどきどきします。このデザインを気に入ってくださった方の元に行っていただけると本当にうれしいです。」

『今年入社の岡本氏だがどのような意識を持ってデザインされているのだろうか。そして、今後どのような仕事に携わって生きたいと考えているのだろうか。』

「正直、まだデザインをどうのという意識をする前の段階です。ただ、やるからには手を抜かず、ピチッとやりたいと思っています。例えになるかわかりませんが、物を選ぶとき、例えばマグカップを選ぶとき、大きさ、色、デザインなど自分がほしいと考えているものとちょっとでも違えばたとえ安くても買いません。後で後悔したくないし、もっといいものがあとから出てくるかもしれないと考えています。
自分でものを考えるときにも、いいアイディアが出なかった瞬間があっても、あとでいいものが出るかもしれないので、その時点でのベストを尽くして出るものをちゃんと出したいと思います。

今後、様々なお仕事に携わり経験を積ませていただいた上で、どのようなメッセージを発信できるかを探していきたいと思います。
今はメッセージよりも見た目ありきという感じになりがちなのですが、もっと目を肥やして、人に伝えられるものをつくっていきたいと思います。
かわいいキャラクターのデザインには多く携わりたいと思いますし、また、ゲームが好きなこともあるのでゲームのキャラクターデザインにも非常に興味があります。」

(了)

from editor

デザイナーと直接会ってインタビューする際にプロフィールを聞いて驚きました。平成元年生まれ・・・。デザイン力や、アイディアには年齢も何も関係ないのだなと痛感する瞬間でした。
まだ入社して間もない彼女へ参加を促した、上司もいい指導であったかと思います。また、こういった出会いに恵まれたことは幸運ですが、やはり不安であるとはいえ、果敢に参加しようとした本人の意気込みは非常に重要だと思います。
今後の活動にとても期待しています。

今回の事例もそうですが、番組にかかわるCG制作は、番組が発表される前から動く必要があります。そのため、クリエイターの皆様には個別に連絡をさせていただき、発注することもあります。

こういった連絡をする際の基準となってくるのが、皆さんのアップロードしている作品です。もちろん、ほかにも色々な条件を勘案してコンタクトをしています。今後も、TBSの番組制作にかかわる様々なCG制作を依頼することもありますので、皆さんぜひ作品をアップしてアピールしてください。よろしくお願いします。

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